篠原の家-外装工事
すでに引き渡しが完了しましたが、篠原の家の外装工事の続きです。
今回の外壁はモルタル塗りでしたので、ラス下地を施工します。
下屋根と外壁の取り合い部も通気口を設けています。
端まで口を開けてしまうと、逆に水の入り口になってしまうので、
このように少し離しています。
左官屋さんの外壁モルタルの様子です。
こちらもきれいに施工していただきました。
左官屋さんから塗装屋さんにバトンタッチ。
吹付をする面以外を全て養生をします。
吹付自体よりこの養生の方が手間がかかります。
今回の仕上はジョリパットネオのゆず肌仕上です。
施主様との色の打ち合わせで、モルタル下地の色が理想と近かったようで、
サンプル帳で検討しながら、最終的にこの色を施主様に選んで頂きました。
ご近所さんや、業者さんからもこの色は非常に好評でした。
そして、外部のメインである木格子の施工の様子です。
全長8m以上で連続する木格子が出隅を経由してかねおり2面にわたる納まりでした。
材は桧の四方無地、大工さんに一本一本糸面を取っていただきました。
塗装屋さんも2日かかりで塗装していました。
塗装の材料は軒天の杉材で使ったものと同様のリボス社のタヤ、チェスナットです。
あらかじめ格子を組んでおき、4分割にしたのですが、
それでもすごく重い・・
4人がかりで足場の上まで運びました。
その場に他業者さんにも協力していただきました。ありがとうございました・・
無事、取り付けが完了しました。
格子の見付けは30なのですが、出隅の格子もどちらの面から見付けを30にし、
同じ寸法で連続して曲がるよう検討しました。
中での細工や取り付ける順番など、様々な検討が必要でしたが、きれいに仕上がりました。
次回は内部工事の様子をご紹介したいと思います。
宇野
自然素材の家づくり
株式会社 堀井工務店
2019年02月20日 | Posted in ブログ | | No Comments »