桂台の家 – 基礎工事
先日上棟した桂台の家です。
桂台の家は閑静な住宅街の中にあります。
着工前に地鎮祭です。
天気も非常によく、気持ちの良い日に執り行うことができました。
配置を決める遣り方を出し、根伐から基礎工事がスタート。
根伐床を遣り方やオートレベルで確認しながら掘り進めます。
根伐が完了したら、砕石を敷いていきます。
転圧プレートを掛け、タンピングランマーで締固め。
防湿シートを全面に敷き込み、捨てコンを打設します。
本来は墨出し用のコンクリートですが、
全面に打設すると配筋時に鉄筋がたて易く、
防湿シートが破れたりなども無くなります。
配筋の様子です。
鉄筋の定着やかぶり厚、配筋ピッチや主筋の径、人通口の位置等、
配筋検査にて確認。
問題なく完了しました。
設備屋さんが給水や排水が基礎に入る立上り部分に、
スリーブを入れています。
耐圧盤の打設です。
コンクリートミキサー車からポンプ車にコンクリートを流し、
ポンプで送り打設箇所に流し込まれます。
耐圧盤打設後、立ち上がりの型枠を組んでいきます。
青い棒状のものはホールダウン用のアンカーボルトです。
耐力によって埋め込み深さも変わったりします。
打設前にパラパラと雨が降り出し少し焦りましたが、
すぐに晴れ間が広がりました。
打設時は隙間が出来ないようバイブレーターを入れ、
天端をコテで平滑にしていきます。
打設後に天端レベラーモルタルを流し、所定の高さへ微調整をします。
養生期間を経て枠撤去。
その後設備屋さんやガス屋さんによる先行配管。
桂台の家は地盤の状態が良く、
掘削をすると固い地盤に当たったり大きな石がゴロゴロと出てきたり・・
桂台の家の地域は分流式下水のため、雨水管と汚水管を分けて配管します。
大工さんによる土台敷きです。
土台には桧を使用しています。
アンカーボルトの位置にドリルで穴を開け、
上から丸座金で基礎と土台を緊結します。
上棟前に構造材の搬入です。
桂台の家は敷地が広かったので、
上棟前日に全ての構造材を敷地内に搬入しました。
順調に工事は進んでおります。
宇野
設計:BUILTLOGIC