万騎が原の家-上棟
どうもおはようございます。堀井工務店の今井です。平年よりも3日ほど遅いようですが、関東も梅雨入りしましたね。
先日、基礎工事が完了した「万騎が原の家」ですが、梅雨入りする前に無事に上棟を迎えることができました。
上棟を迎えるにあたり、諸々の準備から。基礎工事が終わったところで、いよいよ上棟に備えて、まずは大工さんによる土台敷き。土台には耐久性の国産桧材を用いています。基礎と連結するアンカーボルトの穴をあけると、桧の心地よい香りが漂います。
2日間かけて綺麗に土台を敷き終わりました。
上棟に向けての構造材の搬入、足場架けも無事に終わり、後は当日を迎えるだけとなりました。
そして、いよいよ上棟当日。朝から大工さんたちが集まり、手際よく柱や梁を組み上げていきます。「万騎が原の家」の柱には国産杉材、横架材には強度のある米松材を用いています。杉材も独特の芳香が漂う気持ちがいい木材です。
1階の柱に横架材を架け終わったあと、降り下げという道具を使って建物の垂直を図っていきます。
垂直が確認できたところで、垂直が狂わないようにするための仮の筋交い(仮筋交い)を取り付けています。
10時の休憩には建て主さんから冷たいものとお菓子の差し入れ。かわいいイラストとコメント付きで気持ちが伝わってきますね。
一服後、2階部分の作業に入っていきます。床下地になる構造用合板を設置して、建物をしっかり固めていきます。
その後、作業は順調に進み、小屋組みの桁を掛け、垂木を組み上げていきます。
組み上げた垂木に屋根の野地板を打ち付けていきます。北側は屋根の勾配がきついため、慎重に作業を進めていきます。
屋根野地を貼り終えたところで、本日の作業は終了です。だいぶ家らしい雰囲気になりました。大工さんの皆さん、お疲れさまでした。
これからが大工さんによる木工事。まだまだ工事は続きます。
設計:BUILTLOGIC