万騎が原の家-木工事
どうもおはようございます。ここ最近の寒暖の差にぐったり気味の今井です。
先日、無事に上棟を迎えた「万騎が原の家」ですが、大工さんに木工事が着々と進んでおります。
まずは屋根廻りの工事から進めていきます。「万騎が原の家」の屋根は二重の垂木構造になっています。上棟時には下垂木と下野地まで施工を行い、翌日からは上垂木(通気層)と屋根野地を施工していきます。
屋根野地まで貼り終えたところで、屋根屋さんが防水紙(ルーフィング)を貼っていきます。屋根に上がると「こども自然公園」の緑が一望できます。
その後は耐力壁や構造金物を取り付ける工事に進んでいきます。まずは耐力壁となる筋交いを施工していきます。
筋交いや構造用の金物を取付け終えたところで、今度は外壁側の耐力壁・面材を施工していきます。サッシを取り付ける開口部分も設けられて、少し家らしい雰囲気が出てきました。「万騎が原の家」のサッシにはリクシルのサーモスLと言ったアルミ樹脂複合のペアサッシが入ります。さらにガラスはLow-eガラスと言った断熱性の高いガラスになっています。
雨が降ってきたときは、外回りの工事は一休み。天井の下地となる野縁を組んでいきます。まずは下地となる位置を出して墨付けをしていきます。
1階部分の野縁が組み終えると、手際よく2階の野縁を組み始めていきます。
2階部分の野縁を組み終えた後、今度は断熱材を施工していきます。天井に用いている断熱材は「アクリアサンカット」と言う厚さ155ミリの遮熱フィルムがプラスされている天井用の断熱材を用いています。
筋交いなどの耐力壁や構造の金物を取付け終えたところで、指定機関の検査員の方による検査を受けます。今回は二つの検査を受けています。まずは午前中に「住宅かし保険」の検査。
午後には民間の確認審査機関による中間検査。どちらの検査も申請図面と照らし合わせながらチェックしていきます。
どちらの検査も無事に合格となりました。現場にはサッシも搬入されて、サッシの取付け工事が進んでいます。
まだまだ工事は続きます。
設計:BUILTLOGIC