桂台の家 -外壁工事、造作工事-
桂台の家は着々と工事が進んでおります。
桂台の家の外壁仕上は3面がガルバリウム鋼板、
バルコニー面はモルタル塗りの上にジョリパット仕上となっています。
ガルバリウム鋼板の外壁は貼る前に、
モルタルとの取り合い部やサッシ廻りに役物を取り付けていきます。
出隅は役物を付けず、1階から2階まで1枚の板を折り曲げてもらっています。
1階から2階まで1枚の板で貼るのは中々大変な作業で、
足場と外壁の間に入れ込み、今回は足場に縦で3人並んで運んだり取り付けたり・・
旗竿地で隣地との距離が近かったり、長い板をトラックで搬入出来ない場合等
敷地条件によっては出来ない場合もあります。
無事、板金面の工事は完了しました。
バルコニーなどがある南面はジョリパット仕上です。
モルタルラミテクトとラスを貼り、下塗りをします。
上塗りのモルタルが食い込むように、くし目を入れます。
仕上はアイカ工業社のジョリパットネオ・割肌仕上です。
寒水という小粒の石が入った材料を壁に塗り付け、
乾き具合をみて、コテで模様を作ります。
綺麗に仕上がりました。
内部では建具枠や笠木等の造作工事。
今回の造作材の多くはツガ材を使用しています。
超仕上げや丁寧な面取りがされてあると、木はさらにきれいになります。
笠木のトメ部分はクランプで挟み込んでいます。
鴨居の反りが抑えられるよう、見えなくなる上端にノコ目を入れています。
天井裏の電気配線、設備配管。
配線、配管が終わると野縁を組み、天井ボードを施工します。
壁の断熱材はアクリアネクストを充填しています。
木工事完了に向けて、工事が続いています。
宇野
設計:BUILTLOGIC
2020年07月14日 | Posted in ブログ | | No Comments »