菅生の家-木工事等
すでに引き渡しが終わりました、菅生の家の工事の様子です。
アキレスキューワンボードの上に石膏ボードを施工し、防水層であるタイベック、
そして通気層である胴縁を施工します。
今回は縦貼りのガルバリウムでしたので、横胴縁です。
今回の外壁のガルバリウムは小波板。
並行して外回りの設備も施工していきます。
写真はテレビアンテナの取り付け。電波状況を確認しています。
内部では大工さんが木工事を進めています。
今回は外断熱工法ですが、天井と壁はさらに充填断熱もしています。
写真の部屋は和室。
和室の天井の仕上はシナベニヤ。
市松に貼り、目透かしをしています。
先にシナテープを目透かしの位置に貼っています。
作り付けのキッチンカウンターと階段手摺の笠木。
施主様にもこういった造作の過程を毎日見に来ていただき、楽しんで頂いておりました。
この化粧柱が笠木に納まっているのも最初は不思議だった様です。
フローリングの施工状況です。
ナラの無垢材を使用しております。
階段も施工完了。
ササラは見えない納まりです。
各所に作り付けの建具も取り付けました。
今回は解体からの建て替え工事でした。
そこで設計事務所様のご意向で、既存の家で使用していた窓の板ガラスを、
リビングの建具で使用しました。
以前の家の材料が新しくなった家で今も残っています。
施工している私達の思う以上に感慨深いものがあるのではないかと思います。
私たちが解体するのは1か月も掛かりませんでしたが、
施主様は何十年も住み続けた家ですので・・・
新しい家も気に入っていただければと思います。
次回は家具造作、仕上工事をご紹介したいと思います。
宇野