茅ヶ崎の家-上棟
どうもおはようございます。
堀井工務店の今井です。
さて堀井工務店では、茅ヶ崎市内でも建築工事中。少し時間が経ってしまいましたが、先月の後半に「茅ヶ崎の家」を上棟しました。梅雨入り後の上棟になってしまいましたが、この日は天候はよく、無事に上棟を終えることができました。
ひと息ついたところで、上棟前に敷いた土台に、まずは1階の柱を建てていきます。柱に使っている材料は国産の無垢の杉材。まずは四隅の通し柱。
1階の柱が建て終わると、今度は横架材(梁)を架けていきます。横架材にはたわみの強度に優れた米松材。こちらの無垢材。より強度が必要な部分には集成梁を用いています。
横架材(梁)が架け終わり、横架材(梁)同士を強固に緊結させる羽子板ボルトを取り付けていきます。
こちらは建物の垂直が狂わないようにするための仮の筋交い(仮筋交い)を取り付けています。
その後、2階の床下地になる構造用合板を設置して、建物をしっかり固めていきます。
そして今度は2階の柱、小屋組みの桁などを建てていきます。
横架材(梁)などはレッカーで吊り上げて、組み入れる部分まで持っていきます。
「茅ヶ崎の家」屋根組は棟木に垂木ではなく登り梁を掛けていきます。そして登り梁の間に屋根の野地板を留めつけるための根太を組んでいきます。
こちらは隅木と登り梁を連結させるための特注で製作した金物。組み上げる前にまず隅木に金物を固定。
その後、棟木に隅木を固定して、固定した隅木の金物部分に登り梁をジョイント。なかな複雑な屋根組み・・・。うまく納まるか不安がありましたが、無事に組みあがり、ほっとしました。
そして、屋根の骨組みまで終わったところで社長登場。翌日からの天候に不安があったため、「今日中に屋根野地まで行くぞー」と大工さんたちにはっぱをかけています。
無事に屋根野地まで貼り終えたところで、本日の大工さん方による作業は終了です。思ったよりも日差しがきびしく、たいへんだったかと思いますが、大工さんの皆さま、お疲れさまでした。
作業が終わったところで、お施主様と今後の工事の無事を祈願するための四方払いを行いました。そしてその後は夜の宴へ・・・。
ただいま大工さんにより木工事中です。
まだまだ工事は続きます。
設計:村田淳建築研究室