桂台の家 – 木工事
桂台の家は木工事が進んでいます。
外部の下地工事は外壁の合板から。
桂台の家は外壁の仕上が板金仕上と左官仕上と2種類あります。
それにあわせて下地の面材は異なるものを使用しています。
外壁面全面にタイベックを貼り、防水層をとります。
板金仕上面は胴縁まで。
板金が縦貼りなので、横胴縁を尺五寸ピッチで取り付けます。
モルタル面は縦胴縁の上にラス下を貼ります。
バルコニーの下になる軒天にも下地を組んでいきます。
軒裏では通気を上に送れるよう通気スリッターを使用しています。
軒天の仕上は外壁と同色のUP塗装になるので、下地にケイカル板を貼ります。
ちなみに軒天の中に配管を通すため、設備屋さんに先行で配管をしてくれています。
桂台の家は2階にユニットバス、脱衣所があるのでその排水管になります。
非常に厳しいところをうまく通してくれました。
バルコニーの防水下地は針葉樹構造用合板の上にケイカル板を貼っています。
バルコニーの面も左官仕上の為、ラス下を貼っています。
桂台の家の2F床仕上げには杉の無垢を使用しています。
他の材もそうですが、杉材は白太と赤太がはっきりしているため、
選別しながらの施工です。
1Fはクルミ材の無垢を使用しています。
高級な木材といわれるウォルナットの仲間になるクルミ材。
落ち着いた色合いで木目がきれいです。
施主様と設計事務所様も現場に来て頂き、
仕上材や細かい仕様など、打ち合わせや検討を進めていきます。
この日の主な打ち合わせは外構の仕様でした。
綺麗な家が引き立つ庭になるよう、検討中です・・・
宇野
設計:BUILTLOGIC
2020年05月30日 | Posted in ブログ | | No Comments »