戸手本町の家-木工事
どうもおはようございます。今年度も残り一週間を切ってしまいましたね。だいぶ慌ただしくなってきた堀井工務店の今井です。
さて、9月後半に上棟を迎えた「村田淳建築研究室」さん設計の「戸手本町の家」ですが、大工さんによる木工事がいよいよ終わりに差し掛かってきています。
室内ではまずはサッシ枠の取付工事。堀井工務店ではサッシ枠や建具枠には無垢材を使っています。こちらでは米栂材を使っています。経年変化で少し赤っぽくなる木材。柾目が綺麗でよく使われています。
サッシ枠の工事後、床の工事に進んでいきます。今回は二世帯住宅ということもあり、一階への音対策として床に遮音材をまず貼ります。採用しているのは吉野石膏さんの遮音ボード。なかなか硬くて重たいボード材。サウンドカットという専用の制振材で貼り合わせていきます。
遮音材を貼り終えた後には床暖房を設置していきます。今回も採用しているのはスリーエステクノ社さんの「床暖だん」という製品です。
床暖房の施工を終えた後、やっと床材を貼っていきます。こちらは二階の床貼りの様子。同時に・・・
三階部分の床貼り、一階部分の床貼りと工事を進めていきます。
どの階も使っているのはナラ材の床材になります。落ち着いた木目がとても綺麗です。
床を貼り終えた後は室内の建具枠工事から
階段の設置工事。階段材も床に合わせたナラ材を使っています。
巾木の取付けから
室内の石膏ボード貼り。
本棚やカウンターなどの造作家具を終えて
大工さんにより木工事完了です。これから内装など仕上げの工事に入ります。
ちなみに外壁の仕上げ工事は完了しました。外壁の仕上げはフッコー社のマヂックコート、パラレルという仕上げになっています。
まだまだ工事は続きます。
設計:村田淳建築研究室
自然素材の家づくり
株式会社 堀井工務店
2021年03月24日 | Posted in ブログ | | No Comments »