千代ヶ丘の家-上棟まで
どうもこんにちは。堀井工務店の今井です。
先日より猛暑が続きますね。現場で少し動くだけでも汗だくに・・・。職人の皆さま、毎日ご苦労様です。
さて7月13日に川崎市麻生区にて「千代ヶ丘の家」が上棟しました。設計は初めて一緒に家づくりのお手伝いをさせていただく「建築設計事務所ラジコン」さんになります。地鎮祭から上棟までをご紹介いたします。
地鎮祭は上棟より遡る事、4月16日に執り行われました。高低差がある敷地の為、基礎と一体となった擁壁工事を伴ったため、上棟まで一般的な基礎工事と比べ、時間が掛かりました。
地鎮祭後、いよいよ基礎工事に着手。まずは擁壁工事から。まず最初に土を掘削する根伐り工事から。
根伐り後、砕石工事、捨てコンクリートの打設、ベース部分の型枠を設置して擁壁の配筋を組み上げます。配筋工事完了後にベース部分のコンクリートを打設。
打設後、擁壁の壁を作る型枠工事に進みます。型枠は型枠大工と呼ばれる専門の職人さん達が組み上げていきます。
型枠が組み終わったところで、擁壁のコンクリート打設工事に進みます。打設後、養生期間を設けて、建物側の型枠を撤去し、埋め戻し工事を行います。
埋め戻しをしつつ、今度は建物の基礎工事。根伐り、砕石工事、捨てコンクリートの打設、配筋を組んでいきます。
配筋工事後、基礎のベースの打設、スラブ部分の打設を終えて、基礎立上り部分の型枠を組んでいきます。
基礎立上り部分のコンクリート打設後、再度養生期間を設けて、やっと基礎の型枠を撤去します。天候にも悩まされ、基礎着手から完成まで約2か月とちょっと掛かりました・・・。そしていよいよ大工工事にバトンタッチです。
7月9日、上棟前の土台敷きに進みませす。「千代ヶ丘の家」の土台には国産桧の無垢材を用いています。
アンカーボルトの穴あけをしたりと土台をきざむと、桧独特の心地よい香りが漂います。
土台敷きと並行して外部の給排水設備工事も進んでいます。土を掘り起こして給排水管を埋設していきます。
そして7月13日にいよいよ上棟を迎えることができました。棟梁をはじめ、6人の大工さんたちが集まり、手際よく作業を進めて行きます。
一階、二階の屋根部分の内装仕上げは垂木を化粧として見せる仕上がりになっています。構造的にも重要な部分にもなり幅が200ミリ以上もある垂木を使っています。
とても印象的でダイナミックな空間が出来上がりました。これから大工工事が本格的に進んでいきますが、完成は12月。まだまだ先は長いです。
まだまだ工事は続きます。
設計:建築設計事務所ラジコン