西つつじヶ丘の家-上棟まで
どうもおはようございます。堀井工務店の今井です。
先日、ご紹介をしました「千代ヶ丘の家」に続き、東京の調布市にて「西つつじヶ丘の家」の建築工事も進んでいます。こちらは7月26日に無事に上棟を迎えました。設計はこちらも初めて一緒に家づくりのお手伝いをさせていただく「米村和夫建築アトリエ」さんになります。地鎮祭から上棟までをご紹介いたします。
地鎮祭は6月20日に執り行われました。「西つつじが丘の家」は地盤調査の結果、改良工事が必要な地盤と言うことになり、まずは改良工事から始めます。
改良工事の工法はピュアパイル工法という柱状改良工事。一般的に柱状改良工事の場合は直径400~600程度の改良体を作っていきますが、ピュアパイル工法は直径200ほどの小さめの改良体で必要な地耐力が満たせるという工法。敷地の特徴に合わせた改良工事を行っていきます。
地盤改良工事完了後、いよいよ基礎工事が始まりました。まずは基礎の配置を決めるための遣り方を作っていきます。
遣り方で配置を確認後、根伐り工事~砕石工事と進んでいきます。
しっかりと転圧した砕石の上に防湿フィルムを敷き、外周部の型枠を設置して捨てコンクリートを打設します。
その後、基礎の配筋を組んでいきます。現場で鉄筋を加工しながらの作業です。
配筋が組み終わったところで、設計事務所さん立会いの下、配筋検査を実施。特に指摘事項もなく検査合格となりました。
配筋検査後、耐圧部分のコンクリート打設に進みます。コンクリートを流しつつ、土間屋さんが均しつつ、手際よく進んでいきます。
基礎工事の残りは基礎立上り部分のみとなりました。
内側の基礎立上り部分の型枠を設置して、立上り部分を打設していきます。打設後、養生期間を設けて型枠を撤去していきます。
周辺の土を整地して、基礎工事完了となります。これからは大工工事に移ります。
7月23日、いよいよ上棟の準備に入ります。今日からは土台敷き。「西つつじヶ丘の家」の土台にも国産桧の無垢材を用いています。
土台を据え付けるにあたり出来上がった基礎に墨で通りを出していきます。
暑い中、無事に土台敷きも終わり、あとは上棟を迎えるのみとなりました。
そして7月26日、いよいよ上棟です。天気予報では朝のうちに雨があがる予報だったのですが・・・。雨が上がるのを待ってからの作業開始。
午後にはすっかり雨もあがり、上棟の進み具合も早くなりました。柱には国産杉の無垢材、横架材には米松の無垢材を用いています。
夕方には設計事務所さん、弊社社長も現場に到着。プレカット図面と現場を照らし合わせて確認しています。
夕方には無事に母屋、棟木まで上がり、上棟は無事に終わりました。
最後にお施主さん、大工の棟梁と四方払いを済ませて、本日の作業は終了です。大工さんの皆さま、今日はお疲れ様でした。
まだまだ工事は続きます。
設計:米村和夫建築アトリエ
自然素材の家づくり
株式会社 堀井工務店