川崎の家 – 上棟~木工事
現在木工事が続いている川崎の家です。
上棟は夏の暑い時期でした。
川崎の家は3階建てで、屋上がバルコニーになっており塔屋もあります。
敷地は狭いですが、高さ方向には長くなっております。
今回の上棟では、通常のクレーンでは電線をかわすことができなかったので、
ピタゴラスという特殊なクレーンを利用しています。
中間部分もヒンジになっており、角度を変えることができるので、より自由度の高い操作が可能です。
とにかく上へ上へ・・
仮筋を入れていきながら進めていきます。
各フロアが1辺斜めになっており、台形の形になっており、
各フロアの斜めの角度も異なっています。
やっと最上階まで上がりました。翌日に上棟式も行うことができました。
筋交いや構造用合板を使用した耐力壁を作っていき、
軸組みを強固なものにしていきます。
バルコニーの防水下地施工の様子です。
耐水ベニヤの上にケイカル板を貼っています。
トップライトや花壇、手摺取り付け用のブラケット埋め込みなど、
時間を要する作業でしたが、天気にも恵まれ、順調に進めることが出来ました。
下地完了後すぐに防水工事へ。
防水屋さんはブルーシートを貼って暑さを凌いでいます。
FRP防水を施工していきます。
トップライト廻りはなるべく上まで立ち上げ、ブラケットとの取り合いはコーキング処理。
防水上急所になる部分は特に注意して作業を進めていきます。
壁の防水紙を貼っていきます。
その上に胴縁を取付け、通気を確保。
内部で天井下地が進んでいます。
3F天井で外皮になる部分は、屋根用充填断熱材のアクリアサンカットを使用しています。
配線工事が済んだところから壁の断熱材を入れていきます。
壁も同様にアクリアを使用しています。
ダイニングテーブルの打ち合わせに銘木屋さんにも行きました。
今回のダイニングテーブルは、キッチンのシンクからダイニングへと1枚で繋がっていく納まりなので、
とてもメインで重要な打ち合わせになります。
施主様にもいろいろな木を見ていただき、イメージを膨らませながら、
設計事務所様と打ち合わせをし、仕上がりのイメージを共有しています。
それにしても大きく、圧巻でした。様々な模様の木を見ることが出来ました。
宇野