葺き替えか。カバー工法か。
4年前にリフォームをさせて頂いた「阿久和の家」
 今回は屋根のご相談を頂きました。
 屋根のリフォームの場合、カバー工法か?葺き替えか?選択肢があります。
 それぞれメリット、デメリットがありますが
 今回の屋根は勾配が1寸?くらいなのに横葺きになっています。
 横葺きは緩い勾配に対応していないはずなので、今回は葺き替えで進めることに。
 縦ハゼ葺きか、瓦棒葺きのどちらかになりますが、下地の野地が腐食している可能性があるので、瓦棒葺きとなります。
まずは既存バルコニーの撤去から。
 

勾配が緩いと作業効率がいいですね。
 
屋根を剥がすとハゼのラインに沿って水が溜まっていました。
 
野地も部分的に腐食が進んでいます。
 
腐食部を剥がすと・・・
 

瓦棒が出てくる・・・て言うオチ。。。ですかね。
 お施主さんに状況説明をさせてもらいまして・・・
 4年前のリフォーム時も色々見て頂いているので、ご理解頂けるのが早かったです。
 いい点があるとしたら、古い瓦棒があったから雨漏れが無かったことでしょうか。
新たにルーフィングと瓦棒葺き
 

後はバルコニーを設置すれば完成です。
下の写真は3年前の点検時。玄関土間
  
 
ダイニングにはトップライト、リビング天井は一部FRPグレーチングで2階の光が落ちてきます。
  
 
階段は急勾配でしたが新たにかけかえております。
  
 
中村
自然素材の家づくり
 株式会社 堀井工務店
2020年07月24日 | Posted in ブログ |  | No Comments » 










