座間の家 -仕上工事-
座間の家は先日無事お引渡しとなりました。
仕上工事の様子です。
内部は主に自然塗料でのクリア塗装。
塗装が終わるとクロス工事に移ります。
座間の家の壁仕上は主に珪藻土ですが、水廻りは天壁ともクロスを使用しています。
床はセラミック仕上のコルクタイル。
珪藻土は「けいそうクン・フィニッシュワン」を使用しています。
色はコットンです。
コテむらは控えめです。
インナーガレージには電動シャッターを取り付けました。
三和シャッターの威風堂々というシャッター。巻き上げが早いです。
天井はケイカル板に黒のウレタン塗装。
写真では分かりづらいですが、黒の明度はかなりいい味を出しております。
一口に黒といっても明度によって印象はかなり変わってきます。
インナーガレージの床はタイル仕上。
名古屋モザイクの「ネイチャーII」。タイルはやはり高級感がでます。
それにしても個人的にインナーガレージはうらやましいです・・
アプローチは大谷石で造っています。
外部では外構工事も並行して進めていきます。
板塀の段取りが出来たので大工さんに戻ってきていただきました・・
和室には造作の掘りごたつ。
框は組み立て式となっています。
材は桧を使用しています。
他にも目隠しの格子や小さな濡れ縁等々。
木工事は本当に多かったです。大工さん最後までありがとうございました。
家廻りには土間を打ちました。
今回初めて使用するフッコー社のドライテック。
イメージでいうと細骨材がほぼなく、大粒の骨材のみのコンクリート(?)という感じ。
乾いた色はコンクリートとあまり変わりませんね。
トップコートはローラー、又は吹付にて施工します。
最後の工程として、
裏庭には小さなお庭も造園屋さんに造っていただきました。
道路際にも土間を切り抜いてツツジを植えました。
少しでも緑があると印象が変わりますね。
ブロック際に盛り土をして自然石を並べて土留め。
砂利は施主様に選んでいただいた白玉石。
小さな置灯籠と呼ばれる灯籠も設置しました。小さいお庭に丁度良い感じです。
下草には苔を入れました。
少し時間はかかってしまいましたが、無事お引渡しとなりました。
施主様のこだわりが詰まった家になっています。
宇野
設計:NLデザイン設計室