南希望が丘の家-木工事
どうもこんにちは。堀井工務店の今井です。先日、無事に上棟を迎えた横浜市旭区の「南希望が丘の家」ですが、順調に大工工事が進んでいます。前回までの工事の様子は「こちら」から。
上棟後は雨対策として真っ先に屋根工事を進めていきます。まずは屋根材の下地となる屋根野地を施工していきます。
その後、屋根工事の職人さんにバトンタッチ。まずルーフィングと呼ばれる防水紙を屋根野地の上に施工しています。
軒先に唐草と呼ばれる板金をぐるっと回していきます。
その後、本格的な屋根の仕上げ工事。「南希望が丘の家」の屋根材は軽くて耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根。横葺きと呼ばれる葺き方で仕上げていきます。
棟部分に棟換気と呼ばれる部材と雪止めの金物を取り付けたところで、いったん屋根工事は終了です。
屋根工事と同時に建物内では外周部分の下地工事が進んでいます。まずは柱と柱の間に間柱と呼ばれる材料を施工していきます。
耐力壁となる筋交いや外周部には耐力面材を貼り上げていきます。
耐力面材には様々な種類がありますが「南希望が丘の家」の耐力面材にはハイベストウッドと言った透湿性のある面材を使っています。
耐力面材を貼り終えた後、現場に搬入されていたサッシの取り付け。「南希望が丘の家」のサッシにはYKKapの防火地域に対応したアルミ樹脂複合サッシを採用しています。その後、透湿防水シート・通気胴縁を施工しています。
土台まわりには建物と基礎の見切りとなるガルバリウム鋼板製の水切り、通気層部分には防虫網を施工していきます。
通気胴縁をすべて取付け終えた後、外壁仕上げ材の下地となるモルタルを塗るための下地を施工していきます。下地材にはラス板(杉材)を一枚一枚、丁寧に貼っていきます。
貼り終えると、これだけでも木の家っていう感じですね。
構造に関わる耐力壁や構造金物をすべて取付け終えたところで構造検査を受けました。無事に検査合格となり工事も次の工程へと進んでいきます。
まだまだ工事は続きます。
設計:櫻井建築設計