材木座の家-基礎工事
どうもおはようございます。堀井工務店の今井です。
先日、ご紹介をしました東京の調布市にて「西つつじヶ丘の家」に続き、鎌倉市材木座でも建築工事が始まりました。来月初旬の上棟に向けて基礎工事が進んでいます。こちらの設計はお馴染みの「NLデザイン設計室」さんになります。
「材木座の家」は建て替えになり、解体工事からの着手となりました。
解体工事完了後、まずは建物の配置に合わせて地盤調査を実施。同時に地鎮祭に向けて建物の配置をあらわす地縄を張る作業です。トランシットといった計量器を社長が据付中。
そして6月23日に地鎮祭を無事に執り行いました。先日の地盤調査の結果、地盤改良工事が必要との判断になり、基礎工事の前に地盤改良工事を行うこととなりました。
「材木座の家」の地盤改良工事には「GRRシート工法」といった砕石と特殊なシートを敷設することで必要な支持力を得ることができる工法になります。今回の敷地は埋蔵文化財包蔵地に指定されているため、こちらの工法を採用することになりました。まずは改良工事前に遣り方を出していきます。
その後、改良工事にて用いる砕石の厚み分、土を掘り下げる根伐り工事を行います。
そしてここからは地盤改良工事の職人さんに工事が変わります。まずは必要な厚みの砕石を敷いてしっかりと転圧します。
その砕石の上にジオテキスタイルといった特殊なシートは敷設して地盤改良工事は完了となります。
その後はまた基礎工事が進みます。敷設したシートの上に砕石を転圧し、防湿フィルムを敷いた後、捨てコンクリートを打設します。その後、外周部分の型枠を設置して鉄筋工事に入ります。
基礎の鉄筋が組み終わったところで、配筋検査を実施。配筋検査には設計事務所の「NLデザイン設計室」さんのチェックも受けます。お盆明けにはいよいよ基礎のコンクリート打設工事に進みます。
まだまだ工事は続きます。
設計:NLデザイン設計室