日吉本町の家-上棟まで

どうもこんにちは。堀井工務店の今井です。

日が暮れるのが少しずつ早くなってきましたね。少しは厳しい暑さも和らいできたのでしょうか。

さて7月13日に川崎市麻生区にて「千代ヶ丘の家」が上棟いたしましたが、その一週間ほど前にも上棟した横浜市港北区の「日吉本町の家」をご紹介いたします。設計はこちらも初めて一緒に家づくりのお手伝いをさせていただく「樋口英輔建築設計事務所」さんです。着工から上棟までをご紹介いたします。

道路から高低差がある敷地に建つ「日吉本町の家」。まずは基礎の配置を決めるための遣り方を進めて行きます。

配置を確認後、基礎工事に着手。まずは根伐り工事から。重機を使って基礎形状の合わせて地面を掘削していきます。

掘削完了後、全体に砕石を敷いて転圧を掛けていきます。

その後、基礎下からの湿気を防ぐための防湿フィルムを全面に貼っていきます。

そして防湿フィルムの上に、捨てコンクリートを打設していきます。

捨てコンクリートの打設後、外周部の型枠設置、基礎の配筋を組み上げていきます。配筋が終わったところで樋口英輔建築設計事務所さん立会いのもと配筋検査を実施。

配筋検査適合後、いよいよコンクリートの打設に進みます。まずは耐圧部分の打設から。

一通り打設が終わった後、全体を鏝で丁寧に仕上げて耐圧部分の打設工事は完了です。その後、内部立上りの型枠を設置していきます。

内部の型枠工事が終わったところで、最後に基礎立上り部分のコンクリートの打設をします。

養生期間を設けた後、基礎の型枠をすべて撤去して基礎工事は完了です。

基礎工事完了後、建物外周部の給排水管の埋設工事に進みます。小型の重機を使って工事を進めて行きます。

そしていよいよ大工さんの木工事に入ります。まずは上棟前に出来上がった基礎に土台を据えて付けていきます。土台の据え付けが完了後、上棟に備えて足場を組んでいきます。

そしていよいよ上棟当日。朝早くから大工さんたちが集まり、手際よく柱や梁を組み上げていきます。

「日吉本町の家」の構造材には土台は国産の無垢桧材、柱は無垢杉材、梁は曲げ強度が強い米松の無垢材を用いています。

15時の休憩前には屋根組みまで進みました。「日吉本町の家」の二階の天井の仕上げは垂木や構造材が現しで見える造りとなっています。

屋根の野地板まで施工が終わったところで、本日の上棟の作業は終了となりました。大工さんの皆さま、厳しい暑さの中、お疲れ様でした。

まだまだ工事は続きます。


設計:樋口英輔建築設計事務所


自然素材の家づくり
株式会社 堀井工務店
2022年08月23日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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