材木座の家-上棟まで
どうもおはようございます。堀井工務店の今井です。
ただいま木工事中の鎌倉市の「材木座の家」、上棟までの様子をご紹介します。こちらの設計はお馴染みの「NLデザイン設計室」さんになります。
配筋検査後、耐圧部分のコンクリート打設に進みます。コンクリートを流しつつ、土間屋さんが均しつつ、手際よく進んでいきます。
「材木座の家」は住宅部分とガレージ部分で基礎の高さが異なるため、耐圧部分のコンクリート打設も二回に分けて実施。
住宅部分の耐圧部分のコンクリート打設工事が完了後、内側の基礎立上り部分の型枠を設置していきます。
型枠設置後、基礎工事も大詰め、いよいよ立上り部分を打設していきます。
その後、しっかりと基礎の養生期間を設けた後、全ての型枠を撤去していきます。これで基礎工事は完了です。
9月8日、いよいよ上棟の準備に入ります。今日からは土台敷き。「材木座の家」の土台には国産桧の4寸無垢材を用いています。
そして9月18日、いよいよ上棟です。この日は朝はやくから大工さんたちが集まり、手際よく柱や梁を組み上げていきます。「材木座の家」の柱には無垢の国産杉材、横架材には強度のある米松材を用いています。杉材も独特の芳香が漂う気持ちがいい木材です。まずは一階部分の柱を建てていきます。
柱を建て終えたあと、桁（横架材）を組み上げて、二階部分の床組みを造っていきます。
一階の柱に横架材を架け終わったあと、降り下げという道具を使って建物の垂直を図っていきます。垂直を確認後、仮筋交いにて固定します。
さて、二階部分の作業に入っていきます。まずは横架材をボルトで固定後。床下地になる構造用合板を施工して、建物をしっかり固めていきます。床の下地合板の施工後、今度は二階部分に必要な柱や横架材を吊上げて、一階部分と同じように柱を建てて横架材を架けていきます。
屋根組みの登り梁や棟木・母屋、垂木を掛けられるところまで掛けたところで今日の作業は終了です。
だいぶ家らしい雰囲気になりました。大工さんの皆さん、お疲れさまでした。
いよいよ大工工事が始まりました。まだまだ工事は続きます。
設計：NLデザイン設計室
