万騎が原の家-木工事
どうもおはようございます。梅雨明けからのうだるような暑さがまだまだ続きそうですね。堀井工務店の今井です。
さて猛暑い中、大工さんをはじめとする各職方さんたちが、毎日がんばってくれています。
今年の梅雨は長雨のため、外回りの作業が思うように進まず、屋内での工事を中心に進めています。まずは「万騎が原の家」の外壁面の断熱工事。断熱材として採用しているのは屋根の断熱材と同じメーカーの高性能な断熱材の「アクリアネクスト」を用いています。
断熱材が一通り施工し終わったところで、今後は2階の床貼り工事。「万騎が原の家」では1、2階で床材を使い分けしています。2階部分には無垢材のパイン材をお選びいただいています。大工さんが丁寧に一枚一枚貼っていきます。
雨があがった時にはなかなか進まない外部廻りを工事に着手。外壁材の下地となるラス板の施工に入っています。外壁面の通気層となる胴縁材の上に一枚一枚こちらも貼っていきます。
続けてこちらも長雨のため、なかなか進まなかった屋根の板金工事。雨の様子を見ながらやっとのことで作業が完了しました。
さて、8月に入ってからは外部廻りの工事がやっとはかどるようになってきました。バルコニーの防水工事が完了後、スチール製作のバルコニー手摺の取付け工事。バルコニーの上に伸びているスチールの棒に手摺りを溶接してくっつけます!
上下の縦ラインが綺麗に揃うかどうかが難しいところでしたが、とても綺麗に施工でき、ひと安心です。
2階の床貼り工事も終わり、今度は1階の床工事に進んでいます。床を貼る前に、まずは床暖房工事から。「万騎が原の家」では電気式床暖房「スリーエステクノ社」の「床暖だん」という製品を用いています。電気屋さんがひとつひとつの電源コードを連結させていきます。連結は床下に潜っての作業になるため、この暑さの中ではたいへんそうでしたが・・・。
工事の途中で現場にて建て主さん、設計事務所の「BUILTLOGIC」さん、当社とで現場での打合せ。この日は外壁に貼る無垢杉板材の塗装色決め。実際に使う材料に塗装したサンプル材でイメージと照らし合わせていきます。この日には決定できず、お持ち帰りとなりました。
まだまだ工事は続きます。
設計:BUILTLOGIC