世田谷の家 – 上棟、屋根・外壁工事

世田谷の家は現在木工事が進んでいます。

上棟は少し前でしたが・・・

大工さんによる土台敷き。

時期は梅雨直前、上棟日は幸いにも天候に恵まれました。

上棟日前日までに柱を立てて1階の梁を配っておいてくれています。

屋根仕舞ができるだけ早くできるよう配慮してくれました。

足場は風にあおられないよう、前日に骨だけ組み、当日にシートを掛けてくれています。

立ちを見ながら仮筋で固定していきます。

午前中は少し曇り空でしたが、午後からは快晴。

垂木を流すところまで進めることが出来ました。

旗竿の敷地になっており、周囲は全て建物が建っているため、

手作業での上棟でしたが、ここまで進めることができ、皆さんありがとうございました。

しかし翌日の夕方から雨マーク・・・

屋根野地からルーフィングまで1日で一気に進めていきました。

棟梁含め3人の大工さん、板金屋さん、バタバタとありがとうございました。

そして梅雨入り。

建物全体にブルーシートで養生しています。

早々にルーフィングの重ね等確認事項を確認していきます。

晴れの合間を縫って、板金屋さんは屋根葺き、大工さんは外壁を進めていきます。

世田谷の家の屋根はガルバリウムの縦ハゼ葺き。

外壁の面材は自然素材のモイスを使用しています。

こちらは玄関の庇。

前を支える柱が一本しか配置できない条件でした。

なので反対側は梁を建物内から持ち出して庇を支えています。

破風の見付けが大きくならないよう、勾配なりに途中でテーパー加工をし、

垂木は梁の上に乗せないようにしています。

外壁の通気胴縁も取りつき、外壁工事が始まります。

内部では間仕切りや断熱工事が進んでいきます。

次回は外壁工事と内部造作の様子をご紹介します。

宇野

設計:NLデザイン設計室

2019年08月03日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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