川崎の家 – 解体~土台敷き

川崎の家の工事が始まっています。

すでに上棟して、木工事が進んでおりますが・・

川崎の家は解体工事から。

解体は約1週間で終わりました。

ずっと住み続けた家が1週間で無くなってしまう・・

少し寂しく感じますが、より良い家が建てれるよう、がんばります。

解体を終えて地盤調査。

調査の結果、地盤改良工事が必要との事で、

今回採用されたのはRES-P工法。

建物の基礎下地盤に細径炭素鋼管を支持層まで打ち込んでいく工法です。

川崎の家は3階建て、地耐力は30kNです。

RES-P工法は土埃も舞わず、また残土も出ないため今回のような狭小地には最適な気がします。

写真は打ち込み深さを手で合図しながら確認している様子です。

地盤改良工事を終え、基礎工事に取り掛かります。

根伐底から杭が見えています。

杭に蓋をして砕石を敷いていき、防湿シートを敷いて墨出し用の捨てコン打設。

配筋の様子です。

かぶり厚、鉄筋の定着、アンカーボルトの設置高さなどを確認します。

地中梁も外周、中通りも入っていて、小さいなりにも頑丈な基礎になっています。

配筋検査も問題なく終え、スラブを打設します。

立上りを打設し枠撤去。。

時期は梅雨真っただ中。基礎工事は余裕を持っていたつもりですが、

雨でコンクリートの打設が出来ないまま、あっという間に日が流れていきました・・

基礎工事は雨の日が多かったですが、基礎屋さんありがとうございました。

土台が搬入されます。

今回の土台はヒバ、大引きは桧を使用しています。

土台敷きも完了。

川崎の家は敷地は大きくありませんが、

施主様、設計事務所様の思いが詰まった建物になりそうです。

しっかりと応えられる施工をしたいと思います。

次回は上棟と木工事の様子をご紹介します。

宇野

設計:g_FACTORY 建築設計事務所

2019年08月04日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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