南希望が丘の家-木工事
どうもこんにちは。今日から6月に入りましたね。堀井工務店の今井です。さて横浜市旭区にて建築中の「南希望が丘の家」ですが、床貼りの工事に進んできました。前回の工事は「こちら」から。
まずは2階部分の床貼り工事から。
「南希望が丘の家」では1階と2階で床材を貼り分けています。(正確に言うと3種類の床材を使います。それは後日・・・。)2階部分の床材には国産の無垢杉材を貼っています。杉材は傷がつきやすいのですが、調湿性に優れているため、梅雨時期や夏場でもべたつかず、冬場でも冷たくなりにくい、裸足で過ごす方にとってはおすすめの床材です。
そして1階には無垢マホガニー材を使ったヘリンボーン貼り。材料毎に色のバラつきがあるため、箱を開封してまずは色分け。そして墨出しをしてから、いざ貼り出します。
玄関側から少しずつ貼っていきます。一枚一枚材料を確認しながら丁寧に貼っていきます。ここまでで一日作業・・・。
ヘリンボーン貼りを始めてから6日後にやっとキッチンまで床が伸びてきました・・・。
残りは廊下部分からトイレまで貼り終えたら床貼り工事は完了です。大工さんからは飽きてきそう・・・とぼやきもありましたが、あともう一息、よろしくお願いします。
床貼り工事が進む中で、外壁部分の工事も同時に進んでいます。外壁下地のラス板の上にモルタルラミテクトという防水紙をまず貼っていきます。
防水紙を施工後、今度はモルタルを塗り付けるためのラス網を貼っていきます。
ラス網の施工後、いよいよ外壁材の下地となるモルタルを塗っていきます。
モルタル施工後はこのようなグレーの色合いになります。たまにこれでもいいかも?と言われます。うっすらと網目が見えているのはクラック防止のファイバーメッシュという材料。しばらく乾燥期間を設けてから、仕上げ材の施工に入ります。
「南希望が丘の家」の外壁仕上げ材はゲーテハウスのユニプラルHY+という外壁材。ユニプラルにはいくつかの塗りパターンがありますが、今回も「万騎が原の家」と同じ、フラットに仕上がる「フレスコ」というパターンで塗っています。
自然な風合いに見えるマットな質感が「ユニプラルHY+」の特徴。カラーはモスグリーンです。落ち着いた雰囲気の仕上がりになっています。今月に中旬くらいには足場が撤去できる予定なので、そのころには外観がはっきりと見えてきそうです。
過去の工事状況はこちらから。
□基礎工事
□上棟
□木工事①
□木工事②
まだまだ工事は続きます。
設計:櫻井建築設計