座間の家 -造作工事-
座間の家は間もなく木工事完了です。
今回は造作家具がたくさんありました。
こちらはインナーガレージ。
壁付け収納やデスク等。壁はシナベニヤを貼っています。
和室も板張りやニッチ、押し入れやスキップ構造を利用した収納スペースがあります。
黒御影石を小さなカウンター状に設置しています。
こちらは玄関廻り。下駄箱や様々なものを収納できる大きい収納を設置。
寝室にも大きな収納を設置。建具屋さんに折れ戸を付けてもらいます。
ベッドヘッドも造作。もともとは配線スペースですが小物も入りそうです。
開ける頻度は低いことから、上に物が置き易いよう長丁番をなるべく壁側に持っていきました。
階段手摺はタモ材を使用しています。
本棚もかなりの量を収納出来ますが、
施主様の使用している本棚もあるので、ものすごい量の本が収納出来ます・・
こちらはワークスペースの造作の様子です。
施主様が在宅ワークで多くの時間をここで使うとのこと。
施主様の方でもかなり検討された場所です。
デスクを囲うように壁付けの収納を取り付けます。
天板はタモの集成材。幅は900以上の特注品です。
天板と下部の収納も同様にコの字状に取り付け。
配線用の穴やモニタ設置用の穴開けをします。
設置完了。窓の格子は採光を取りつつ目隠ししたいということで
設計事務所さんと施主様の方でピッチ等検討されています。
壁付け収納の底板先端には磁石を貼れるようスチールのLアングルを設置しています。
裏にはここにも本棚がついています。
リビングのテレビもデスクから見えるように開口しています。
実施設計時に話は出ていたものの、
あまり見えないかも・・と施主様は断念していたのですが、
現場定例時に設計事務所様が想定よりかなり見えやすいことに気づき、
施主様に現場に来て頂いた際に確認していただき、開口することになりました。
施主様の「これも建築家さんとの家づくりならではですね」という言葉も印象的でした。
施工側としても多少の変更になるものの施主様の満足度が上がれば、
こちらもうれしい限りです。
キッチンも施工完了。
LIXILのシステムキッチン「アレスタ」。
キッチンパネルはマグボードというこちらも磁石が付く商品。
少し遅くなりましたが、無事木工事も完了できそうです。
これから仕上工事に入ります。
宇野
設計:NLデザイン設計室